駐車禁止の標識がない道路なら、路上駐車できる?
答え:駐車できるとは限りません。標識が見当たらなくても、区域でまとめて駐車禁止になっている道路や、法律で駐車が禁止されている場所がたくさんあります。 次の4つを順に確かめても判断に迷うなら、停めないのが安全です。
1. 本当に標識がないか(区域の規制)
駐車禁止は、道路ごとではなく地域全体にかけられていることがあります。この場合、標識は区域の入口(「区域ここから」など)にだけ立っていて、中の道路には1本ずつ立っていません。 曲がってきた道路の手前や、交差点の角の標識も見落としやすいので、通ってきた道を思い出してください。
2. 法律で禁止されている場所ではないか
次の場所は、標識がなくても道路交通法で禁止されています。
- 交差点とその角から5m以内、横断歩道・自転車横断帯とその前後5m以内、道路の曲がり角から5m以内(駐停車禁止)
- バス停の標示柱から10m以内(運行時間中)、踏切とその前後10m以内、坂の頂上付近・急な坂、トンネル(駐停車禁止)
- 車庫・駐車場の出入口から3m以内、消火栓・防火水槽の吸水口などから5m以内、道路工事の区域の端から5m以内(駐車禁止)
図は禁止される範囲を赤く塗った模式図です(距離は目安の縮尺)。それぞれの説明は標識がなくても駐車できない場所にあります。
3. 道幅と停め方の決まり
- 駐車した車の右側に3.5m以上の余地が残らない道路は、駐車禁止です。住宅街の狭い道路の多くが当てはまります。
- 駐車するときは、道路の左側の端に沿って停めます。
4. 長く停めていないか(車庫法)
どんな場所でも、道路上の同じ場所に昼間12時間以上・夜間8時間以上駐車することは、自動車の保管場所の確保等に関する法律(車庫法)で禁止されています。道路を車庫代わりにすることはできません。
確実なのは、メーター・チケットの区間か駐車場
道路上で駐車が認められている場所としてはっきりしているのは、パーキングメーター・チケットの区間(時間制限駐車区間)の利用時間内です。白線の枠と「P」の標識が目印です(路上パーキングとは)。 当サイトの地図では、都内の区間と、データ上の駐車禁止の道路(beta)を確かめられます。ただし、地図に駐車禁止の線がない道路も、停めてよいという意味ではありません。
よくある質問
- Q. 家の前の道路に標識がないので、少しだけ停めてもよいですか?
- A. 標識がなくても、車庫の出入口から3m以内、交差点から5m以内、右側に3.5m以上の余地が残らない狭い道路などは、法律で駐車が禁止されています。自宅の前でも公道なら同じです。人の乗り降りや5分以内の荷物の積み下ろし(停車)と、車を離れる駐車は扱いが違います。
- 詳しく:駐車と停車の違い ›
- Q. 夜や日曜なら標識がない道路に停めておいても大丈夫ですか?
- A. 時間帯や曜日で変わるのは、標識の補助標識に書かれた規制だけです。法律で禁止されている場所は、夜や日曜も禁止です。また、同じ場所に夜間8時間以上(昼間は12時間以上)停めておくことは、車庫法で禁止されています。
- 詳しく:日曜日は駐車禁止じゃない? ›
- Q. 確実に路上で停められる場所はどこですか?
- A. 道路上で駐車が認められている場所として確実なのは、パーキングメーター・チケットの区間(時間制限駐車区間)の利用時間内です。手数料を払えば、制限時間(多くは60分)まで駐車が認められています。それより長く停めるなら、駐車場を使ってください。
- 詳しく:路上パーキングとは ›
地図でできること
- 駐車禁止の道路を重ねて表示(beta)
警察の交通規制データで駐車禁止・駐停車禁止とされている道路を線で表示。タップで時間帯・対象外の曜日を確認できます。
- 日曜・休日の扱いを色で区別
都内のメーター・チケットの区間を、日曜・休日も利用できる区間(青)と休止する区間(緑)に色分け。絞り込みもできます。
- 区間をタップして条件を確認
利用時間・制限時間・手数料・台数、日曜・休日の扱い、その道路の駐車禁止(データ上)を確認できます。
- 駅・施設・現在地から探す
駅名や施設名で検索すると、近くの区間を近い順に表示。現在地の周りもすぐに見られます。
- そのままナビ
選んだ区間まで、Google マップ(iPhone は Apple マップも)でナビを始められます。走行中は進行方向が上になる表示にも対応。
無料・登録不要。スマホのホーム画面に追加するとアプリのように使えます。
関連するガイド
※ 本ページは一般的な情報の整理であり、法的な判断を示すものではありません。個々の場所で駐車してよいかを判断するものではありません。停める前に、必ず現地の標識・標示と周りの状況を確認してください。規制・金額は変更されることがあります。最新の情報は警察のウェブサイトと現地の標識でご確認ください。